厭世日記

不思議だったあの、精神科閉鎖病棟についてなんちゃって

2016-01-01から1年間の記事一覧

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東京に越してきてから一年が経ちました。 自殺未遂をして、医療保護入院を経て退院したあの時期から一年です。 あの頃はフラッシュバックがひどく、お金や将来が不安で仕方なくて地獄でした。ベッドから起き上がれないことに焦り、昼間部屋にいることに罪悪…

ゆうこさん

ゆうこさんは気を遣いすぎる人だ。何を口にするにもまず相手のことを考える。傷つかないか、嫌な思いをさせないか、させたらどうしよう、ああどうしよう。会話の最初にまず「嫌な思いをさせたらごめんね、」と言って話し始める。内容はごく普通のことだった…

四人掛けテーブルと支援制度について

ゆうこさんという女性がいた。 彼女は40歳ほどのおだやかな女性で、一目見て優しいとわかる人だった。ショートカットの髪と、低めの身長だったので、なおさらそう見えた。その隣に座っているのが、さなえちゃんだ。身長は私と同じくらい、32歳、167センチほ…